「恐竜骨格プラモデル トリケラトプス」改造2 身体編

こんにちは。

今回は

BANDAI 恐竜骨格プラモデル トリケラトプス

の改造、身体編です。

ちなみにこのキットは恐竜科学博の限定アイテムですが、一般で販売されている「プラノサウルス」や、「小学1年生」で過去に付録になったものと、ほぼ同様のものです。

改造後と改造前

さっそく改造前と改造後の比較を紹介します。

いかがでしょうか。
前回の記事でも書いたように、頭部はレイン(T・ホリドゥス)を意識した感じに改造しています。

これだけだと細かいところは伝わらないと思いますので、パーツ毎に具体的にどのような改造を行なったか解説していきたいと思います。
ちなみに頭骨編の記事はこちら

前脚の肘関節

プラモと恐竜科学博で撮影した実物骨格の比較です。

可動式になっている都合上、上腕骨の下部分が抉れてしまっています。

尺骨パーツ側の赤く塗った部分を切り取り、上腕骨側をエポキシパテで少し盛りました。

橈骨の長さも少し足りない気がしますが、伸ばすと可動の邪魔になりそうなので弄るのはやめました。
てか関節の噛み合わせ部分を尺骨&橈骨パーツを内側に、上腕骨パーツを外側にすればもっとリアルな形状で作れそう。
僕にはどうしようもないんですけども。

前脚の指の向き

プラモでは全ての指が外側を向いてしまっていますが、本来は親指が内側に、人差し指が前を向いています。
親指と人差し指を切り取り、少し向きを変えて接着してみました。

親指と人差し指を切り離したところ。
このあと更にふたつに切り分けました。

少し向きを変えて接着しました。

下からみたところです。
向きを変えすぎると上手く接着出来ないので、角度は少し控えめにしました。

指と指の間がスパンと断面になってると変なので、少しエポキシパテで補っています。

上位モデル「1/32 Imaginary Skeletonトリケラトプス」が発売されましたが、こちらも似たような形状になってしまっている様です。ちょっと残念。

後脚

指の間を少し彫ったぐらいで特に凝った改造はしていません。

胴体全般

改造前と改造後の比較です。改造後の画像はサーフェイサー(下塗り)をする前なので、エポキシパテで足した部分が黄色でわかりやすいですね。

頸椎・胴椎・仙椎・尾椎

首から尾にかけて、背骨の上に飛び出している突起をエポキシパテで延長したり削ったりしました。

頸肋骨

この部分、本物とは全然形が違ってしまっているのでどうするか迷ったのですが、結局雰囲気で形を変えたり溝を削るだけにました。
頸肋骨と肋骨の間に隙間があり、一対足りない印象を受けるのでエポキシパテで一本増やしてみました。

増やす前は継ぎ目感が強かったですが埋まったことで自然な感じになったと思います。

肋骨

肋骨の隙間を抜いています。

前の方の間隔の広い部分は最初からデザインナイフでやるのは大変なので、まず100均で購入したレジンアート用ピンバイスで穴を空けまくってから切り取りました。

狭い部分は粘土造形用に購入したスパチュラとデザインナイフを使って削りました。
かなり時間は掛かってしまいましたが、ここを抜くだけでかなり印象が骨らしくなった気がします。
本来はもっと細いみたいですが、これ以上削るのは大変だし強度も落ちそうなので妥協しました。

肋軟骨

赤く塗ってあるパーツは肋骨と胸骨を繋いでいる肋軟骨を表現したものと思われます。

このパーツは本物の化石には存在しないので切り取ってしまいました

骨盤の座骨

本来は逆ハの字になっている筈の骨ですが、強度の問題なのかY字にくっ付いてしまっています。
一旦切り離し、断面を削り角度を調節してから接着しました。
長さが微妙に違ってしまった部分は後で削りました。

改造箇所は以上になります。

改めて改造後と改造前

個人的には指の改造が効果的だったなと感じています。
指が開くだけで生命感が出ました。骨だけどヨホホホ

この後さらに色も塗ったので、そのことについてもまた紹介したいと思います。

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