ウェブサイトの制作手順
「自作ホームページに興味あるから調べてみたけど、専門用語ようわからん」っていう、私の様な素人の方向けに、ウェブサイト作りの簡単な流れをサラッと紹介します。
詳しくは書いていませんが、イメージを掴むにはちょうどいい内容だと思いますので、ぜひ参考にしてください。
- 1.サイトの形態を決める。(個人サイトか否か)
- 住居には個人住宅やマンション、様々なタイプのものがありますよね。ウェブサイトにも様々なタイプがあり、その選択により、必要な準備や手間が変わってきます。例えば、アメブロやfc2の様な、誰かが管理しているサイトの中に自分のページを作る方法と、このサイトのように完全に個人で作るサイトがあります。前者は無料であったり管理が楽なのが利点ですが、アドレスのドメインが親となるサイトと共有だったり、見た目の自由度が低かったりします。私は自分だけのアドレスにしたかったのと、見た目を自由に変更したかったので個人で作ることにしました。
- 2.レンタルサーバーの契約
- 家を建てるには土地が必要なように、ウェブサイトを作るにはサイトのデータファイルを保存しておく場所が必要です。この「土地」にあたるのがサーバーです。サーバーは自分で用意することも可能ですが、高額な機材や管理のための専門知識が必要なので、レンタルサーバーを契約するのが一般的です。サブスクの様な感じで、月や年単位で借りることが出来ます。
私はGMOペパボ株式会社が運営している「ロリポップ」というサービスで借りています。レンタルサーバーは他にも色んな会社がありますが、ここは老舗で安心感があるのと、後述のドメインのことを考えるとお得なのでオススメです。
- 3.ドメインの取得
- 家を建てても住所がなければ人が見に来られません。この「住所」にあたるのがドメインです。ドメインはこのサイトのアドレスでいう「kazuzu-art.com」のような、ページ全体に共通する部分のことです。このドメインがサーバーに保存されているサイトのデータファイルと紐付けされていることによって、ネットで見られる様になる仕組みです。サーバーと同様にドメインの取得と維持にはお金が掛かります。
ちなみに私が利用した「ムームードメイン」は運営がサーバーと同じ会社で、サーバー契約時にドメインを無料プレゼントしてくれるキャンペーンがありました。サーバーとは別の会社で取得することも可能ですが、同じ会社の方が連携の設定や管理が楽です。
- 4.CMSの導入
- 素人が家を建てるとき、自分で設計図を書いたり、建材を選んだりするのは流石に無理ですよね。多くの人はハウスメーカーを利用して、既成の設計プランを参考に少しアレンジを加えて家を建てることが多いと思います。
ウェブサイトも同じで、素人が一からデザインや機能をプログラミングするというのは無茶な話なので、CMS(コンテンツ管理システム)という便利なツールを使います。CMSは「サイトの組み立てキット」のようなもので、基本的な構造や機能を、プログラミング言語を使わずとも用意することができます。そのため、サイト制作にかかる手間を大幅に減らせます。
私は「WordPress」という無料で使えるCMSを選びました。WordPressは世界中で使われている人気のツールで、初心者でも簡単に操作できるのが魅力です。
- 5.デザインを選ぶ(テーマの選択とカスタマイズ)
- 家を建てる際に間取りや内装を決めるように、ウェブサイトでもデザインや構造を選ぶステップがあります。WordPressでは「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートを選ぶだけで、この作業を簡単に行えます。テーマには無料と有料のものがあり、ブログ向け、ポートフォリオ向けなど、用途に応じて選べます。
私は日本企業が提供している無料テーマ「Lightning」を選びました。日本語の情報が充実しているため、初心者でも安心して使えます。