「恐竜骨格プラモデル トリケラトプス」改造 頭骨編

こんにちは、かずずです。

以前組み立てた

このBANDAI 恐竜骨格プラモデル トリケラトプス恐竜科学博限定パッケージ)」

これを少し改造しました。

ちなみにプレミアムバンダイで販売された「LIMEX 恐竜骨格プラモデル トリケラトプス」と同じ型のキットですので、そちらを購入した方にも参考になるかもしれません。

組み立てるだけの前回の記事はこちら

ぱっと見リアルで良い感じで特に文句はないですが、恐竜科学博で見た全身骨格“LANE”と見比べてみると結構違いがあります。
ちょっと改造&塗装して、“LANE”っぽい雰囲気を目指そうと思い、色々勉強してみました。
その他、本物との相違点等について、僕がわかったことを紹介したいと思います。

“LANE(レイン)”というのはヒューストン自然科学博物館が所蔵しているトリケラトプスの全身骨格。
現存するトリケラトプスの標本で最も完全で保存状態も良く、美しいと言われている奇跡の化石。

一応骨格の正確性については公式のホームページには「学術的な検証を重ね本格的な形状を追求した骨格プラモデル」と紹介されていました。
が、ホームページやパッケージ等の何処にも学者が監修や協力をしたという記載が無いので、正直どの程度本格的なのか判断できません。
そういうのは記載しないのが普通なんですかね?
買ってないのでわからないですが、このキットの初出である「小学生」には説明が載ってたのかも。
因みに同時期に出た「1/32 Imaginary Skeleton ティラノサウルス」には恐竜研究家の富田京一先生が監修した解説書がついてくるみたいです。

今回改造する上で参考にしたのは『Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ~ララミディア大陸の恐竜物語~』で撮影した写真とその恐竜博の公式図録、その他ネットサーフィンで得た情報です。

図録は展示物や映像&イラストの画像が載ってたから買ってみたのですが、トリケラトプスの現在の学説と旧学説との違いなど色々情報が詳しく載せてあって読み応えがありました。

公式図録は12月末までオンラインショップで購入出来るので興味のある方は下のツイートリンクからどうぞ。

改造箇所をまとめて紹介するのは大変なので「頭骨編」と「身体編」の二回に分けて紹介したいと思います。
ということで今回は一番重要な顔、頭骨から話をしていきたいと思います。

トリケラトプスは二種類いる!

改造の前にまず予備知識として知っておきたいのがトリケラトプスの種類!
トリケラトプスは実は大きく二種に分類されています。

それが「トリケラトプス・ホリドゥス」と「トリケラトプス・プロルスス

以下トリケラトプス=Tと表記します。

「T・ホリドゥス」と「T・プロルスス」の大きな違いは鼻角のカタチ。
「T・ホリドゥス」は鼻角が上向きで小さく、それに比べ「T・プロルスス」は鼻角が前方に伸びていて少し大きめです。

これがT・ホリドゥスに分類されているレインの頭骨。

一方こちらがプラモの頭骨です。

結構違いますよね?
このプラモは特徴的に後者の「T・プロルスス」と思われます。
骨格図を検索して頂けるとわかると思うんですけど、明らかに鼻角がプロルススっぽいです。

恐竜科学博で展示されているLANEと雰囲気が違うのは当然だったんですね。
頭骨にあまり変化をつけずに改造するのであれば、「T・プロルスス」で検索して参考にするのが良さそうです。

元々「恐竜科学博」とは関係なく作られたキットなので仕方ないのかもしれませんが、僕としては「恐竜科学博」に行った記念として買ったのでなんとか「T・ホリドゥス」に近づけていきたい……!

上眼窩角の生え方

トリケラトプスの1番かっちょ良いポイント、目の上にある二本の角。
とりあえず根元の隙間をエポキシパテで埋めてみたのですが、正面から見た感じに違和感が。

角はかなり個体差があるっぽいので、正確性で言えばこのままでも全然良かったりするのかもしれません。
が、実在の骨格写真を調べてみても似たものは見つからなかったのでやっぱ変なのかも……。

まず感じたのは角と角の間隔狭さ。
これは僕が恐竜科学博で撮った写真ですが、かなり外向きに向かって生えているのがわかります。
しかしプラモは平行気味で前向きに生えています。

※レインの角がでっかく見えるのはカメラの問題です。もっと離れて撮れば良かった……ちょっと後悔。

ここを弄るとなると少し大掛かりな改造になってしまいそうですね。
でもかなり見映えに影響してきそうなのでやってみました。
角を根元近くで切り落として、少し角度を調節して接着しました。
ちなみに接着はタミヤセメントです。

あと付け根の後ろ側のボリュームも“RANE”に比べて少ない感じがあります。
もしくは角の位置が少し前側に生えてしまっているのかもしれません。
ここはT・ホリドゥスとT・プロルススで違いがある可能性もありますが、僕が調べた限りではそのような記述は見つかりませんでした。
またわかったら追記するかも。
僕はエポキシパテで少し足してみました。

切断
接着

上眼窩角の形状

角の形状は個体の年齢によって異なるみたいです。
幼体の頃は上向きに生え、大人になるにつれて前向きに生えるようになっていくので、亜成体の頃にはS字っぽくなります。
そして成体になると角先が少し縮みます。

化石はジュラシックパークなどの映像作品や図鑑の復元図で見る様な姿に比べ、角が少し短く感じますが、これは間違いではなさそうです。
何故なら角の先の方や表面はケラチンで覆われていたとされているからです。
ケラチンというのはヒトの髪の毛や爪、鳥の羽毛、サイの角などと同じ成分ですね。
その部分は化石として残りにくいので、その分短くなってしまいます。
でも個体差もあるし長い方がかっこいいので、僕はエポキシパテで少し伸ばしました。
ついでに先も尖らせてみました。

うん、この方がカッコ良い。
ところどころ茶色いのはサーフェイサー(下地材)です

耳の穴

フリル外側の凹んだ部分近くにある筈ですがプラモにはありません。
えらいこっちゃ。
ピンバイスで穴を開けました。
ちなみにピンバイスは100均の手芸コーナーに売っているレジン用のやつを使いました。
少し大きめに穴を開けて、大きさや位置はエポキシパテで調整しました。

フリルの周り

フリルの部分は横に潰れていたり欠けていたりすることが多いらしく綺麗な化石は少ないらしいですね。
「レイン」の化石もフリルの中央は欠けていて作り物で補っているみたいです。
ちなみに補ってる部分はアーティファクトというらしいです。

周りに突起が波状に並んでいますが、これは個体の年齢で変わってくるそうです。
若いほどトゲトゲしており、歳を取るとだんだんなだらかになるそう。
このプラモの個体はそこそこ若い設定なのかも。

フリルの形状で問題があるとすれば、耳の穴の下あたりにある凹んだ部分がちょっと浅いぐらいかなと思います。
僕は少し削って深くしました。

あと、T・ホリドゥスに近づけるならフリルをもう少し丸くて大きい感じにするべきなのかもしれませんが、ちょっと面倒臭そうなのでやめました。

下顎

トリケラトプスは下顎が上顎より太く、正面から見た時に台形に見えるのが特徴らしいのですが、プラモは下顎が上顎よりもかなり細めです。
顎を可動させる為に隙間を大きめにとってるのかも知れませんが、それにしても結構余裕あるので、少しエポキシパテで盛りました。
ここは復元図でも間違って細く描かれることが多いのだと図録のコラムで紹介されていました。

黄色い部分がエポキシパテ

鼻角

始めの方にも書きましたが、“RANE”はホリドゥスなので形状が違います。
一旦切り落とし、少し短く削ってから少し後方に接着し、エポキシパテで形を調整しました。

ついでに目と鼻先に穴も開けました。

改造後

というわけで改造を施したのがこちらになります。
身体の方もすでに改造してありますが、その話はまた今度。
2枚目はサーフェイサー(下塗り)をして色を統一したものです

間違えて左右反対に撮っちゃったので反転させています

改めて改造前がこちらです

質感が違うのはサーフェイサーの影響です。

頭部に関する改造は以上です。
もっと知識がある人ならもっと色々わかるのだと思いますが、とりあえず僕はこの辺で妥協したいと思います。
身体についても色々調べてみましたが、長くなってしまうので今日はこの辺で。
余裕があったらまたブログに書きたいと思います。

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